ここでは、ガーナの教育における新旧の情報通信技術の導入を概観する。ここで指摘するのは、マルチメデ
ィアの技術の進歩が、教育におけるICT の導入を究極的にどのように奨励してきたかということである。し
かしここで問題となることは、これらの新しい技術を学校や大学で導入する教育が、構成主義的な考えに基
づいて、知識とその再生を再概念化する教師教育のカリキュラムの要求に応えていなかったことである。こ
うした議論がないままでは、授業に導入された新しい情報通信技術が、批判なしに知識を伝達していく古い
伝統の教授学習を再び強化するために使用される危険がある。結論として言いたいことは、授業において、
ICT と他のメディア通信の道具によって強化された、新しい専門的な学習のアイデンティティと学習経験に
よって、ガーナ及び他のアフリカ諸国における教師教育カリキュラムが変わるのは間違いないということで
ある。